INTRODUCTION
キーゼン学園へようこそ!
作品概要
ネクロマンサー陣営とプリースト陣営の『100年戦争』の後、
均衡を保ってきた両陣営のパワーバランスを揺るがすほど稀代の才能を持つネクロマンサーが誕生した。
「僕ってそんなに珍しいケースなんですか?才能あるんでしょうか?」
万人の想像を凌駕する、彼の潜在能力。
父のアンデッド軍団を丸ごと手に入れて、大陸を二分するネクロマンサー領地のなかでも、最も権威ある学校、 『キーゼン』に入学する。
エリート集団の中にいても天才は天才。今までの常識を覆すネクロマンサーの登場で、研究界は大騒ぎとなり、彼を直弟子にするため教授たちは様々なアプローチを繰り広げる。そして、王国中の関係者や機関長たちも、彼を手に入れるために必死だ。
「教授!リッチはいつ作れるんですか?」
「才能もありすぎると問題だな、まったく」
天才中の天才が現れた。
世界観
作中唯一の舞台である「大陸」。この大陸をネクロマンサー学園(キーゼン)とプリースト学園(エプネル)が二つに分けて支配している。
ネクロマンサーたちは大陸の半分をまとめて「暗黒連合」を立てあげ、プリーストたちは残りの半分を征服し「神聖連邦」を立ち上げた。
数あるネクロマンサーたちのトップである「死の魔女」ネフティスはこれから繰り広げられる長い戦争に備えるためキーゼンという学園を立て、優秀なネクロマンサーを養成し始める。
絶対者であるネフティスが総長として存在する学園なだけあって、キーゼンは一般的な学園の地位をはるかに凌駕しており、事実上大陸の半分を支配する中心施設となった。
一方神聖連邦、プリーストたちを支配する教皇もプリースト育成大学である「エプネル」を設立し、キーゼンのネクロマンサーたちに対抗するためのプリーストを養成している。